グランドセイコーのメカニカル ハイビート GMTモデルです。
独特の風合いを持つシルバー色の文字盤にブルーのGMTの針が美しいモデルです。
ステンレススチールを美術品のごとく磨き上げたケースは1967年に発売された「44GS」をベースに設計し直されたものです。どことなくクラシカルで、重厚感があり、それでいて美しいフォルムです。
ラグ(ベルトを取り付ける時計の付け根)が大きく、高性能ムーブメントをしっかりと包み込み、力強く包容力のある雰囲気が感じられます。
文字盤は独特の雰囲気をもつシルバー色です。
よく見ますとシボの入ったような繊細で美しい放射模様が施され、それが独特の雰囲気を出しています。
これは岩手の名峰・岩手山に刻まれた無数の尾根を表現したものだそうです。
この独特の風合いをもつシマ模様は、セイコーの現時点で最高峰のムーブメントを搭載したモデルにしか使われる事のない特別な模様だそうです。
事実、搭載されているキャリバー9S86は平均日差+5秒~-3秒の精度を誇るセイコーのハイビートモデルに、さらにGMT機能を搭載した最高峰ムーブメントです。
そのGMTモデルの証でもある24時間針が青色で、シルバー色の文字盤にとても良く映え、凛とした雰囲気を創っています。
もちろんグランドセイコーならではのダイヤモンドカットで仕上げられた針とインデックスも、その雰囲気の要因であるのはいうまでもありません。
ケースサイドの仕上げが非常に美しく、その構成要素である「面」と「線」がこの時計の高い品質を見事に表しているようです。
リューズはGSの刻印が施されており、ねじ込み式でしっかりと10気圧防水を確保しています。
裏蓋はガラスになっており、セイコーの至高のムーブメント、キャリバー9S86を見る事ができます。
ベルトの金具は三つ折れ式の両ボタンタイプの扱いやすいものとなります。
腕に着けたところ、この時計から放たれる特別感がよく得られます。
文字盤の風合いやケースの仕上げなどからその凛とした独特の雰囲気が腕に着けた者に澄み渡っていくのだと思います。
他にも黒文字盤タイプも御座います。
黒文字盤タイプの紹介
http://yabuuchi1872.blog95.fc2.com/blog-entry-492.htmlGrand Seiko Mechanical HI-BEAT 36000 GMT
グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000 GMT
マスターショップ限定モデル
Ref.SBGJ001 680,400円 (2014年9月での消費税込の価格)
ステンレススチールケース 直径40.0mm 厚さ14.0mm
10気圧防水(日常生活用強化防水)
ガラスバック ねじ込み式リューズ
GMT機能付き自動巻きムーブメント Cal.9S86
55時間パワーリザーブ 36,000振動/時(10振動/秒) 37石
平均日差+5秒~-3秒
テーマ:腕時計 - ジャンル:ファッション・ブランド
- 2014/09/03(水) 10:30:31|
- グランドセイコー
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