このゴツイ「スペースマスター クロノ GMT」は単に流行の大きいだけの時計ではありません。

前回のブログでも紹介しました
5mからの落下にも耐えうる耐衝撃システム「
アモータイザー耐衝撃システム」を搭載しているからです。
とはいえ、ローターを固定するそのシステムだけではその高い耐衝撃性は実現できません。
ムーブメントを保護する「ムーブメントホルダー」というパーツに「エラストマー」という、ラバーを基にした素材を新たに採用しています。
(エラストマーは、振動対策として高速道路の地盤や、衝撃緩和剤としてテニスラケットのシャフト部分に採用されているそうです)

この「エラストマー」がクッションのようにムーブメントの側面を覆い「ヨコ方向」からの衝撃緩和という役割を請け負っているそうです。
またムーブメントホルダーには、3つのサスペンション機能を配置してあります。

このサスペンションが絶妙な力加減で自動巻ローターを固定する力を制御すると同時に、ムーブメント自体に掛かる衝撃の緩和という機能を果たしているとのこと。
以上のようにこの「スペースマスター クロノGMT」の耐衝撃性にには
・ローターをロックするシステム「アモータイザー耐衝撃システム」
・ムーブメントホルダー内部に衝撃緩和材「エラストマーを使用
・ムーブメントホルダーにサスペンション機能を搭載
これらにより成り立っています。
時計がゴツくなるわけです。
とはいえだからと言ってその点を軽視しているわけでもなく、厚みが抑えられないなら少しでも軽くということでケースとブレスレットにステンレススチールだけでなく軽いチタンも使用してその重さの軽減も図っています。
実際「EHスペースマスター」より、なんと20g以上も軽くなっているそうです!
(スペースマスター クロノGMTは220g、EHスペースマスターが240g)。
とはいえ、45mmのケースサイズと18mmの厚み、、、
存在感と着け応えがあると思っていただければ幸いです

さて、3回にわたってご紹介(輸入元の強い意向が見え隠れしますが(^^;)しました「スペースマスター クロノ GMT」、開発したのは、ボール ウォッチ スイス本社CTO(最高技術責任者)のフィリップ・アンティル氏という方だそうで、彼の前歴は、スイス時計メーカーの雄、R社の本社でムーブメント開発やアッセンブルを統括する総責任者だそうです。

そこら辺のいきさつは時計雑誌に紹介されるそうなのでそちらをご覧下さい。(と、メーカーの方が言われてました)
と、いろいろと紹介してきましたがこの規模の時計メーカーがこれだけの物を創出してくるのは大変な努力と労力と意気込みがないと出来ないと思います。
そんな「スペースマスター クロノ GMT」を是非手にとってご覧下さい!!

他のスペースマスター クロノGMT 紹介ブログ
ボールウオッチ エンジニアハイドロカーボン スペースマスター クロノGMT オービタル究極の耐衝撃システムを搭載したスペースマスター クロノGMTの秘密その1究極の耐衝撃システムを搭載したスペースマスター クロノGMTの秘密その2究極の耐衝撃システムを搭載したスペースマスター クロノGMTの秘密その3
ボールウオッチ Engineer Hydro carbon Spacemaster Chronograph GMT(Orbital)
エンジニア ハイドロカーボン スペースマスター クロノGMT (オービタル)
Ref.DC2036C-SJ-BK ¥445,200-(2010年11月での消費税込の価格)
世界限定999本
GMT付きクロノグラフ自動巻きムーブメント(ETA caliber 7754をベース)
「アモータイザー耐衝撃システム」による耐衝撃性(7500Gsの耐衝撃テストをクリア)
チタンケース
(回転ベゼルはステンレススチール、ブレスレットはチタンとステンレススチールのコンビネーション)
直径約45mm 厚さ約18.3mm 100m防水 耐磁4,800A/m 7,500Gs
52個のマイクロガスライト
テーマ:腕時計 - ジャンル:ファッション・ブランド
- 2010/12/03(金) 21:57:47|
- ボールウォッチ
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