ボールウオッチから本格的なダイバーズウオッチ、ディープクエストです。

リュウズが大きく出ており、グローブをはめた手でも操作を行いやすそうです。
そのリュウズを保護するために大きなリュウズガードあてがわれており、印象的なデザインになっています。

ケースはチタンブロックを削りだしたワンピース構造になっており、3000m防水に耐えうる造りになっています。
ブレスレットはチタンとステンレススチールとのコンビネーションになっており、チタンだからと言って質感を損なわないようになっています。
ケースのサイズは直径43mm、厚さ16mmと大きく、非常に肉厚なケースでボリューム感、存在感の強い時計です。
ベゼルにはサンドブラスト仕上げを施し、夜光をしっかりと埋め込まれています。
さらにはこの回転ベゼルを30秒単位で細かく回転、固定できます。
ベゼルを回すとこの細かなクリック感と表面のブラスト加工のざらつき感が相まって心地よく感じます。

あまりにも大きなリューズとリューズガードの為、エンジニア・ハイドロカーボンシリーズの特徴であった「セーフティーロック・クラウンシステム」も取り払われ、いたってシンプルで、頑強な作りになっています。

9時位置のケース側面にはケース内外の気圧差を自動でなくすヘリウムガスバルブが備えられています。
ヘリウムガスエスケープメントバルブも本格的ダイバーズウオッチの証しです。

5.3mm厚の反射防止処理済みサファイアガラスの向こうには二層デザインの視認性の高い文字盤が見えます。
インデックスには従来のマイクロ・ガスライトをさらに光らせる工夫を施した3Dマイクロ・ガスライトを用いています。
マイクロ・ガスライトを銀色の母材でくるむ事で効率よく光を前に反射させています。

時計の裏側には大西洋を中心とした地図が掘り込まれています。
文字盤、針には合計15個の自発光マイクロ・ガスライトが植えつけられています。
回転ベゼルは蓄光タイプの夜光スーパールミノバが施され、暗闇での視認性は抜群です。
ブレスレットには約140kgにも耐えうる両開きタイプのバックルが用いられています。

腕につけますと、「デカイ」の一言です。しかしながらチタン製なのである程度重さは抑えられています。

このディープクエストには特別ボックスとマーカーブイが付属しています。
このブイは海で潜っている場所を知らせる為のもので、スキューバダイビングやシュノーケリング時に使うそうです。
BALL Watch Engineer Hydrocarbon DeepQUEST
ボールウオッチ エンジニア ハイドロカーボン ディープクエスト
Ref:DM3000A-SCJ-BK ¥380,100- (2013年6月での消費税込の価格)
直径43mm 厚さ16mm モノブロック削りだしによるケースバック一体型チタン製ケース
ケース内外の気圧差を自動で調節するヘリウムバブル搭載
3000m防水 ねじ込み式リューズ 15個のマイクロガスライト
safetyDIVE
5.3mm厚の反射防止処理済サファイアガラス
耐衝撃性7,500Gs
耐磁性4,800A/m
自動巻(ETA2893A) COSC認定クロノメーター
特別ボックス付
テーマ:腕時計 - ジャンル:ファッション・ブランド
- 2012/06/30(土) 20:14:16|
- ボールウォッチ
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カルティエから待望のタンクの新シリーズ、「タンク アングレーズ」が発表され、入荷してまいりました。

1917年から始まったカルティエのタンク。
タンク・アメリカン(アメリカ)、タンク・フランセーズ(フランス)など様々なタンクが発表されてきました。
今年、あらたにアングレーズ(イギリス)をが発表となりました。
これはアメリカ、フランス、そしてイギリスとカルティエの主要ブティックの所在地の名を冠したモデルを意味し、それだけ重要で本格的なモデルである事を表しています。
デザインを見てみますと、ひと目でカルティエのタンクとわかるシルエットながら、今の時代に合わせた少しボリュームのあるデザインになっています。
ぜひ一度、新たな歴史を創るであろうタンク・アングレーズ(Tank Anglaise)を店頭でご覧ください。
テーマ:腕時計 - ジャンル:ファッション・ブランド
- 2012/06/25(月) 18:48:12|
- カルティエ
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今日6月10日は「時の記念日」です。
みなさんご存知でしょうか。

近代社会において「時」というものが大切な存在です。
たとえば起きる時間、寝るじかん、約束の時間、学校の時間、会社の時間、、、
また、株式や先物取引など金融取引などでは一分一秒で多くの利益や損失が出ます。
そんな「時」の大切さを広く知ってもらおうと設けたのが6月10日、時の記念日なのです。
6月10日に定めたのは、日本で初めて天智天皇が時間を知らされた日だからだそうです。
当時は「漏刻」という水時計によって時を計っていたそうです。
今でも天智天皇とゆかりのある近江神宮では「漏刻祭」という行事が行われ、時計や舞楽の奉納が行われています。
さて、上の写真はその「漏刻」を復元したものです。
水が桶にたまり、その水位によって経過時間を計ったようです。
この「漏刻」近づいてよく見てみますと寄贈された詳細が書かれているようです。

さらにこのプレートを見てみますと、、、

「瑞西オメガ時計日本総代理店 シイベルヘグナーエンドカンパニーリミテッド」
とあります。ちなみに「瑞西」とはスイスの事です。
昭和39年当時、シイベルヘグナーがオメガの総輸入代理店として営業していたようです。
今ではオメガは旧SMH、現スウォッチグループの一員として日本では現地法人であるスウォッチグループジャパンが総輸入販売元として営業しております。
シイベルヘグナーは現在DKSHと名前を変え、モーリスラクロア、コルム、ユリス・ナルダン等の総代理店として営業されています。
古い歴史だけでなく、ちょっとした時計のマニアックなネタも隠れています。
近江神宮では時計博物館も併設されて見ごたえのある収蔵ですので、是非一度遊びに行かれてはいかがでしょうか?
近江神宮
http://oumijingu.org/
Wikipedia-「時の記念日」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E3%81%AE%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5
テーマ:日記 - ジャンル:日記
- 2012/06/10(日) 16:48:59|
- つれづれ
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